7.おいしいチャイの作り方
ケニアには「チャイタイム」なるものが存在する。
どれだけ仕事が忙しかろうが、家事の途中だろうが、朝の10時になったらみんなでチャイを飲む。
私がケニアに来て初めてチャイタイムを経験したのは、現地語学訓練で語学学校に通っている時である。授業と授業の間には10分間ほどの休憩があるのだが、10時近くの10分休憩になると、みんなが一斉にチャイを飲みに行く。もちろん、その他の10分休憩でもチャイは飲みに行っていいのだが、10時近くの10分休憩が一番人が多いように感じる。
「チャイ」と聞いて思い浮かぶのは、スターバックスコーヒーのようなシナモンが効いているようなチャイを思い浮かべる人が多いと思うし(そうであると信じたい)、私も実際そうだった。
私はスタバに行く場合、チャイラテか抹茶ラテのどちらかを頼む。そのくらいチャイが好きだ。(ただ単に、コーヒーが飲めない。苦い。)
そして、ちょっと楽しみにしていたチャイタイム。。。
ただのミルクティーやん!!!!!!
いやいや!思っとったのと全然違うけど!!
しかも、みんなめっちゃ砂糖入れるやん!!!!
ケニア人のミルクティーに入れる砂糖の量に驚き、私が想像していたチャイとは全然違った訳だが、ケニアに来て早3か月弱、砂糖たっぷりのチャイに慣れてしまった。寧ろ、砂糖たっぷりじゃないと嫌だ。やばい、このままでは太る。でもおいしい。悔しいな〜おいしいものに限って、太りやすい食べ物や飲み物だもんな〜。
まぁ、前置きはここらへんにしといて、大家のおばあちゃんが作っていたチャイの作り方を紹介する。
準備するもの
- 紅茶の葉(ケニアには沢山の種類の紅茶が売っとうよ!)
- 牛乳
- 濾し網に使えそうなもの(紅茶の葉がティーパックタイプなら必要なし)
- コップ
作り方
- お鍋に牛乳を入れて、紅茶の葉を適当な量入れて沸かす。
(注意;目を離していると、結構すぐ噴きこぼれる。) - 沸いたら、濾し網とコップを準備する。
-
- 出来上がり〜
お好みで砂糖をどっぷり入れましょう!
ちなみに、私はこの日、晩御飯を食べた後にチャイを飲もうと思っていたので、ご飯おいしいな〜もぐもぐと晩御飯を食べながらチャイを作っていたので、案の定、噴きこぼれた。
本当に要注意。
吹きこぼれても、こんな感じで写真撮れば仕事できる人っぽい〜気がする〜
日本で、ミルクティーを作る時は、まずお湯を沸かしその中に紅茶の葉を入れ、温めておいた牛乳を足す、という工程で作ることが多いと思うが、おばあちゃんは違った。おばあちゃんのミルクティーの作り方の方が味が濃い。
ケニアにも、ティーパックタイプの紅茶の葉は売っているけど、おばあちゃんが葉っぱだけのやつを使っていたので、私も真似てそれを購入。いつも葉を入れすぎて、めっちゃ濃くなる。遠慮というものを知らない私の性格がここまで出てくるとは。。。
毎回、濾すの結構面倒やけん、次紅茶の葉を買うときは、ティーパックタイプを買おう。
ちなみに、今回は、「kericho gold」という紅茶を使用したが、このkerichoというのは地名で、ケニア有数の紅茶の生産地である。
ケリチョは一面茶畑が広がっていて、緑とか田舎好きの私はとても大好き。
私の家に来る機会があれば、この方法でチャイを提供いたします。