25.ボランティアに興味を持ったきっかけ。
今日、そのきっかけを思い出した。
忘れないための記録。
私が青年海外協力隊に応募したのは、昔から「いつか一人で海外に住んで働いてみたいな〜」と思っていたことと、「ちょこっとだけボランティアに興味があるな〜」と思っていたから。
そして、今日その「ちょこっとだけボランティアに興味があるな〜」と思うようになったきっかけを思い出したから、忘れないために。
そして、そのきっかけを思い出せさてくれた2つのブログを勝手に紹介します。
アフリカ最大級のスラム“キベラ”の不都合な現実harukayamaguchiblog.wordpress.com
このブログの筆者、はるかさん、めちゃくちゃ綺麗だし、スタイルいいし、なのにめっちゃ面白いし、大好きです。もう一度言います。大好きです。
このブログを読んで、涙が出てきた。悲しい、とか、かわいそう、とかじゃなくて、同じケニアにいるのに全然知らなかったし、何もできなくて無力な自分が悔しい、っていう気持ち。
このキベラスラムのことは、ケニアに来る前から知っていたけど、私たち協力隊員は行っちゃいけない場所になっているから、現状とか何も知らなくて、はるかさんのFacebookやこのブログで初めて知った。
そして、ブログを読み進めるうちに、違うブログも読んだ。
教育の大切さ。夜間学校。
これこそが、私がボランティアに興味を持ったきっかけだった。
私の以前の職場に「読み書き教室」のスタッフをしている方がいて、その人に頼まれて読み書き教室に通っている方々を対象に「誤嚥を防ぐ嚥下体操」というのを行った。
読み書き教室に通う人たちは、小さい頃何らかの理由で学校に通うことができず、勉強をする機会がなかったおじいちゃん、おばあちゃんである。
その方たちの、キラキラと輝く目が忘れられない。
『学ぶことがとても嬉しい』と、体全身を使って表現している感じ。
嚥下体操ももちろんだけど、その後に行った、通常の学習の姿も忘れられない。
一生懸命、漢字を練習している姿。
少しずつ読めるようになった文字を読み、教科書を音読している姿。
スラスラには読めずとも、少しずつ、ゆっくりと。
「孫の名前を自分の手で書きたいんよ」
私たちは、当たり前に出来ているけど、当たり前に出来なかった時代を生きていた人たちの言葉は重かったし、自分の心に響いた。
そして、みんな勉強している時はすっごく輝いている笑顔で、見ているこっちまで元気になるほど。
お誘いいただいた方が「すごく元気になるでしょ〜?これが私の元気の源」と言っていて、「なるほど〜」と本当に思った。
本当に元気をもらった。
仕事終わりに行って、「帰りも遅くなるし、めっちゃ疲れるやろうな〜」とか勝手に思ってたけど、そんなことなかった。
本当にすごく元気をもらったし、また、読み書き教室のボランティアに行きたい!!!と思った。
楽しそうに嬉しそうに学習する姿、輝く姿が忘れられず、そのお手伝いをすることで、さらに輝く姿が見れて私も嬉しい。
この早川さんのブログを読んで、学ぶこと、知識をつけることは、生きる上でとても大切なことだなと改めて思った。
そして、そのお手伝いをしたいなって思ったことが、ボランティアに興味を持ったきっかけだったなと思い出した。
日本に暮らしていて、文字が読めなかったり、書けなかったりしても、周りには読み書きが出来る人がいることが多いから、助けを求めれば困ることはないけど、ケニアでは路頭に迷ったり、最悪の場合、死に直面することもあるかもしれない。
そうならないように、そうなる確率を少しでも下げたい。
識字率を上げることの大切さを痛感した。
何か出来ることはないかな〜
まとめ;
ボランティアに興味を持ったきっかけ。読み書き教室。この気持ち忘れちゃだめ。おじいちゃん、おばあちゃんに会いたいな〜