20.ケニアに来て、一番怖くて泣きそうになった出来事。
ケニアに来て、早5か月。
一人暮らしを始めて3か月が経とうとしている。
実は、ずっと同居している人がいるんです。
そう、コウモリくんと。
先週の金曜日、JICAの事務所に用事があったので7時にキスムを出るバスに乗らないといけなかった。
キスムのタウンまで約30分かかるので、最低でも6時20分には家を出たい。
朝ごはんを食べたり、準備したりする時間を考慮すると5時には起きたい。
ということで、朝の5時には起きた。
まだ日は昇っておらず、辺りは真っ暗。
キスムに来て、最初の1か月は大家さんのお家にホームステイしていたけど、その時からコウモリの鳴き声は毎日聞いていたから、5時頃に鳴いているのは何とも思わず。
とりあえず水飲むか〜と思って、寝室と居間の間にある扉を開けたら、居間の中をコウモリが飛んでいる!!!!!!!!
「うそやん〜〜まじ無理やって〜〜」と思わず声が出た。
そして、扉を閉めた。
まぁ仕方ないけん、トイレでも行くか〜と思って、寝室を出て、トイレが終わって、寝室に戻るとベッドの上にコウモリが寝ている!!!!!!
びっくりしすぎて「ふぁっ!!」という声が出た。
怖くて後退りした。
コウモリもベッドの上を後退りする。
急に飛び出す!!!!!
声にならない声を上げる私。
とりあえず、扉を開けてそこからコウモリが飛んでいくことを願う私。
狂犬病って英語でなんて言うんやったっけ?
コウモリに咬まれたけん、狂犬病のワクチン打って!って英語でなんて言えばいいと?
そもそも、うちの職場に狂犬病のワクチンあるとかいな?
と色々考えているうちに、なんとかコウモリが逃げて行ってくれた。
とりあえず安心。だけど周りはまだ暗いから、コウモリの鳴き声がたくさん聞こえるし、本当に落ち着かなかった。
ちなみに、ここまでで45分かかっている。つまりは5時45分。
始めて一人暮らしが嫌だ!!!!って思った。
コウモリではなく、人間と同居したい。切実に。
マラリア流行地域にいながら、蚊帳を使わずに寝ていたが、いつコウモリが私の上に降ってくるか分からない恐怖の方が勝り、今日やっと蚊帳をつけてみた。
ビフォー
アフター
この家に引っ越してきて、最初の方は蚊帳をつけようと思って挑戦してみたことがあった。だが、私の家の壁は全部コンクリで、一回釘を刺してみようと試したことがあったけど、刺さらず諦めていた。
そこで、少し前に購入していたこちらを使用し、なんとか蚊帳をつけることができた。
私は元々かなり眠りが浅い方で、何か音が聞こえるとすぐ起きてしまうんだけど、昨日から今日にかけては、コウモリの鳴き声が聞こえると本当に怖くて、全然眠れなかった。
蚊帳をつけたことによって、少しでも眠りが深くなることを祈る。
まとめ;
蚊に刺されない為にではなく、コウモリとベッドを共にしない為に蚊帳をつけてみた。
蚊帳の中にコウモリが入ってきたら終わりや。。。でも、そんな話、前聞いたことあるな〜
追記;
1時間半ほど前(19:30頃。ちなみに今は21:10)からすごい大雨で停電になって、洗濯の途中だったのに洗濯も終わらず、お風呂も入れずとても困っている。水がないのは困るけど、ここまで大雨が続くのも困るし、そもそもこの大雨の音で眠れない。なので、とりあえず溜まっているブログネタを消費する。