5.私の同期はとても真面目である。

 ネットでキスムの語学学校について調べていたら、たまたま同期のブログを発見。

日々の生活や活動のことを書いていて、「うわ〜クソまじめやな〜すげ〜」と感心。

そして、その同期隊員も他の隊員が毎日ブログを更新していたから、それに触発されて、年明けから毎日更新。う〜ん、真面目すぎる(笑)

手を抜けるところがあれば、とことん手を抜いてしまう私とは全然違う。素晴らしい!

 まぁ、そんなことはさておき、昨日、今日と自分の任地であるキスムを離れて、ホマベイ・ラングウェに行ってきたのでそのことを更新したいのだが、今日はスマホの調子が悪く、スマホで撮った写真をアップできないので、違う話題でちょこっとだけ仕事の話。

 

私は、病院の栄養士として活動しているが、栄養士らしいことは全くしていない。

 

強いて言えば、栄養補助食品を必要な人にあげるぐらい。

 

そして、この前、職場の人から「一回これ食べてみなよ!」と言われて、栄養補助食品を食べてみた。

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通称「プランピーナッツ」

正式名称は「Ready to Use Therapeutic Food」略して「RUTF」

 

栄養補助食品なので、これ1袋で500Kcal。。。恐ろしすぎる。。。

 

食べてみての感想「ピーナッツバターやん!」

 

一応、袋の裏には食べ方が書いてあって、

「この袋の封を開けて、そのままお召し上がりください」

みたいな感じで書いてある。

 

最初その説明通りに食べてみたけど、ピーナッツバターをそのまま食べているようなものだから、少し食べてギブアップ。

それと、一回に500Kcalも摂取するのが恐ろしかったので、途中でやめた。

 

病院にある栄養補助食品は何種類かあるんだけど、違う補助食品をあげるとたまに「プランピーナッツが欲しい」「何でプランピーナッツをくれないのか」と言われることがあったので、その言われる理由が分かった。

 

でもね〜栄養補助食品は美味しいからあげるんじゃなくて、その対象の人に生きていけるように、最悪死なないようにあげているのだよ。

 

「何でプランピーナッツをくれないのか」と言ったのは、その対象の人(子ども)ではなくて、そのお母さん。

あんた、絶対子どもに渡した栄養補助食品食べとるやろ。あんたにあげたんやないんよ。子どもの成長をちゃんと願っとると?

と、口が少し悪くなるけど、そんなことを思った。

 

一回、栄養補助食品をあげると、それだけで生きていこうとするのが見え見えなので、そうではなくて、きちんとした食事をして欲しいと切に願う。

だけど、そういう人達は収入が少なくて、十分に食べることができなくて、どんどん痩せていって、最終的に栄養補助食品が必要になる。という道筋をたどっている。

 

あとは、ケニアの国民性もあるかもしれないけど、自立して欲しいなぁ、と。これは、上から目線になるのかな。

 

ケニア自体、色んな国のNGOや支援団体のの援助を受けているので、国民一人一人が「自分たちの力で生きていこう!」と思わない限りは、この「誰かに、何かに頼って生きる」という意識は変わらないんじゃないかな?と思う。

 

就職も難しいし、そうなると収入もないし、中々難しいなぁ、と日々思う。

 

 

まとめ;

私の同期はクソ真面目。私は適当人間だけど、たまには仕事のことについて、ケニアのことについて感じることを真面目に書いてみた。